音楽イベント

2009年 ざ・無礼講 土岐英史THE BRAKEOUT ライブ ポスターなど


    各演奏者のホームページはこちらからどうぞ
  土岐  英史氏   sax    http://cd-v.net/toki/
  矢藤亜沙巳氏   p     http://blog.goo.ne.jp/yasama-pf
  岡田    勉氏   b    http://www.ben-okada.com/index.html
  倉田  大輔氏   ds    http://kuratajazz.com/index.html
  市原 ひかり氏   tp    http://www.hikari-ichihara.com/top.html



            「無礼講と土岐一族」

 鎌倉時代末期、北条執権による鎌倉幕府を打倒すべく、時の実力者であった後醍醐天皇の令旨が
有力な武士に下されました。

 この密命を帯びて公家の日野資朝と日野俊基は土岐頼貞の元に参り、
土岐氏の倒幕参加の腹を探るべく「無礼講」を行いました。

 山海の珍味を取り揃え、一重の薄衣をまとった若き娘の白拍子達が持てなす中で、
大宴会の「無礼講」が行われました。

 清和源氏の名門でありますから、土岐頼貞の母が北条氏の出自とはいえ倒幕への参加を決意し、
十男の土岐頼兼と外戚の多治見国長を派遣します。

 京都にある六波羅探題を、襲う手筈は9月20日の北野神社の祭礼に合わせてでしたが、
土岐氏側の内部から情報が漏れ、
土岐頼兼と多治見国長たち一行は「政権交代」の夢を叶えることは出来ませんでした。

 この、1324年の9月に起こった事件を「正中〈しょうちゅう〉の変」と言います。

 現代でも、広辞苑や広辞林で「無礼講」を調べてみますと、太平記より出展として
“ その心をよくよく知ろうとして無礼講ぞ始められける ” となっています。

 正に、「無礼講」の言葉の意味には、土岐一族が深く関わっていたことがお判りと思います。

 美濃源氏フォーラムでは、1991年から「美濃源氏土岐一族を中心とした歴史検証と、
その歴史を活かしたまちづくり」を進めていますが、
1996年には「無礼講を現代に活かす」としたフォーラムを開催し着実に進めてきました。

 今回、著名なアルトサックスプレーヤー土岐英史氏を始めとし、
約700年前の土岐一族の新しい時代を創ろうとした 「THE BRAXEOUT ざ・無礼溝」の思いを、
9月19日の一夜限りですが是非とも体感して頂けたら幸いです。

                               美濃源氏フォーラム事務局 理事長 井澤康樹

チューニング風景 ライブ風景

   期間限定になるかもしれない無礼講アルバム





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