第2回中部土岐会
第2回中部土岐会を平成27年11月1日に長野県下伊那郡泰阜村で開催致しました。
前日の31日に瑞浪市を、美濃源氏フォーラムの井澤理事長、あわら市の土岐良一夫妻と私の四人で出発し、最初の立寄り地、中津川市の苗木遠山資料館で見学後、苗木城跡へ登り立派な石垣と城跡の展望台から見下ろす雄大な木曽川や中津川市街を眺めて下山し飯田市の神之峰城へ向かいました。
飯田市の神之峰城へは細い山道が続き、夕闇迫る頃に到着しました。
神之峰城は中世に知久氏が築城した山城で、夜景の飯田市が眼下に綺麗に輝いていました。夜になると此の時期は肌寒く、早々に今宵の宿である泰阜村の「左京の宿」へ向かい、遅れて到着の佐治夫妻と合流しました。
宿は古民家の豪農の家を改修した作りで、落ち着いた佇まいでした。山里の料理で懇親を深め旅の疲れを癒しました。美濃源氏フォーラムの井澤理事長が宿にあった「郷土記季会」という本を見つけ、その中に「菅沼康助が群馬県の吉井へ所替え」の記載があり、菅沼氏が泰阜村から群馬県へ行った事が解明されて、これはご先祖様の導きかと一同大変驚きました。ここへ来なければ分からなかった事でした。
当日は泰阜村の福寿院様へ行き、地元の土岐さんも集まって、土岐さんのご先祖様のご供養を行い、自己紹介や家の伝承などの紹介をしました。福寿院様は一昨年から土岐さんの件で大変お世話になり今年の土岐会の開催について、お骨折り頂き厚くお礼申し上げます。法要が終り、土岐会の会場である「山国体験の館」へ会場を移し昼食をとりながら紹介等を済ませ土岐会を開催しました。開催に当たって地元の皆様のご協力を頂き頭が下がる思いです。誠にありがとうございました。
土岐会では井澤理事長の司会により中部土岐会会長挨拶、福寿院様歓迎の言葉、地元代表土岐 武様の挨拶があり講演会が開催されました。講演会は井澤理事長が『日本中世の歴史 土岐一族ー泰阜村の土岐さんはどこから来たのか』を講演され大変好評でした。意見発表では、地元の土岐さんが系図を持って来られ色んな事が解って来ました。又、平成26年8月瑞浪市で開催した第1回土岐会に親子で出席され、泰阜村で第2回を開催するきっかけとなった土岐さん(当時小学生)の研究発表もあって和やかな内に終わることが出来ました。
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