幼少より両親に手ほどきを受け、
その後故永井進氏に師事。
12歳で全日本学生音楽コンクール
小学校の部で全国1位、
文部大臣章を受賞。
15歳の時台2回日本音楽コンクールで首位入賞。
17歳でウィーン国立音楽大学に留学、
グレーテ・ヒンターホーファー教授に師事。
在学中にガスタイン賞を受賞。
1959年同校を主席で卒業。
翌年、海外デビューリサイタルを開催し、絶賛。
1960年ベーゼンドルファーコンクール第2位入賞。
1961年ジュネーブ国際音楽コンクールで
最高位入賞(1位なしの2位)。
以来、ヨーロッパ諸都市や南米、
アジア主要都市でリサイタルや室内楽、
オーケストラとの共演など、国際的な舞台で活躍。
ウィーンでのベートーベン国際ピアノコンクール、
モーツァルトコンクール等の審査委員を務める。 |
昭和41年関西大学在学中に、
桂小文枝(現・五代目桂文枝)に入門。
昭和42年ラジオの深夜番組
「歌え!ヤングタウン」にレギュラー出演し、
若者に圧倒的な支持を得る。
昭和44年にはTV「ヤングOh!Oh!」の司会に
抜擢され、TV界に進出。
その後、「新婚さんいらっしゃい」「パンチDEデート」など
数々のレギュラー番組を司会。
特に「新婚さんいらっしゃい」は今年で35年目を迎え、
娯楽番組の長寿記録を目下更新中。
昭和56年「創作落語」を定期的に発表するグループ
落語現代派を旗揚げ、
同年「上方お笑い大賞」57年「花王名人大賞」
58年「大阪府民劇奨励賞」
59年創作落語「ゴルフ夜明け前」で「文化庁芸術祭大賞」
と数々の賞に輝き、
平成8年には長年にわたる創作落語活動の
作家としての功績が認められ、
「上方お笑い大賞・秋田実賞」も受賞。
平成12年3月からは「桂三枝の創作落語125撰」
と銘打って毎月定期的に独演会を開催していたのが
平成15年に完結し、
このファイナル講演で2度目の芸術祭大賞を受賞。
「桂三枝大全集〜創作落語125撰」としてCD62枚、
ビデオ全31巻をキングレコードより発売中。
平成15年第6代目の上方落語協会会長に就任。 |