美濃源氏フォーラムの歩み
|
岐阜新聞
平成15年9月18日
土岐頼芸の生き方探る 大野町で美濃源氏フォーラム 専門家が研究報告
最後の美濃守護・土岐頼芸について考える
「美濃源氏フォーラム in 岐阜大野町−土岐頼芸シンポジウム」
(同フォーラム主催、揖斐郡大野町・谷汲村など共催)が27日、
同町黒野の町総合町民センターで開かれ、専門家らによる基調報告などが行われた。
頼芸は、戦国時代の武将斉藤道三の主人。
兄の政頼を攻めて守護となったが、下克上の風潮の中、道三に攻められ岐礼(谷汲村)に逃れ、
全国を流浪して最後は再び岐礼に戻って生涯を閉じたとされている。
約600人が参加。
法政大講師の谷口研語さん、県歴史資料保存協会長の加納宏幸さん、
千葉県職員で郷土史研究家の山口純男さん、谷汲村教育委員会の寺田昭士さんの4人の専門家が、
それぞれの研究から基調報告。
また、頼芸を生かした古里の歴史を再発見、まちづくりの方策などを討論を通して探った。
毎日新聞
平成15年8月15日
西田ひかるさん 祖先へ結婚報告 揖斐川
南北朝時代の守護職土岐頼康が眠る揖斐川町の瑞巌寺に14日夕、
タレントの西田ひかるさんが参拝し、地元の人たちと交流した。
西田さんの夫・衣斐茂樹さんの祖父が同町出身で、ぼだい寺であることから、
お盆に祖先への結婚報告に訪れた。
土岐一族について調査研究している「美濃源氏フォーラム」(事務局・瑞浪市)の
井澤康樹運営幹事によると、土岐一族の中に揖斐氏と衣斐氏があり、
揖斐氏は揖斐川町から谷汲村、衣斐氏は大野町が発祥の地という。
西田さんの嫁いだ衣斐氏も土岐一族にゆかりがあるという。
西田さんは昨年5月に結婚し現在アメリカに住んでいる。
夫の両親らと瑞巌寺を訪れた西田さんは
「雨が降って、風情がありますね。とても歴史のあるお寺で、驚きました」と話した。
井澤さんは「瑞巌寺は頼康が1336年に建立した寺。
西田さんの参拝を機に土岐一族について多くの人に知ってもらえたら」と期待している。
中日新聞
平成15年8月9日
明智光秀碑建つ ゆかりの瑞浪で除幕 大津の顕彰会が寄贈
土岐源氏の氏神、瑞浪市土岐町一日市場八幡神社に、
一族ゆかりとされる明智光秀を顕彰する石碑が寄贈され、八日に除幕式が行われた。
織田信長を討ち、羽柴秀吉に討たれた戦国武将・明智光秀は、血統については定かではないが、
土岐源氏の一族であるという説が有力という。
「明智光秀公ゆかりの地 土岐源氏ここに発祥す」と刻まれた石碑は1.8メートルの白御影石製。
光秀の妻の墓がある「西教寺の明智光秀公顕彰会」(大津市)が創立15周年を記念して、製作し、
瑞浪市を中心に活動する「美濃源氏フォーラム」に寄贈した。
除幕式には関係者ら50人が出席。
高嶋芳男瑞浪市長、同神社の氏子総代長の伊藤昌三さん
瑞浪商工会議所の伊藤忠一副会頭の3人が交代で、石碑に巻かれた幕をほどいた。
|
|
|
〔展示活動〕
平成15年9月2日(火)〜9月28日(日)
瑞浪市民図書館ギャラリー展示
『美濃源氏フォーラム13年の歩み』
|
|
|
|
|