関東土岐会の記事等
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初代事務局長 土岐 克之
平成6年8月に瑞浪市で『美濃源氏土岐氏サミット』が開催された際、
講演後の史跡探訪のバスの一つは土岐さんで満席でした。
探訪が進むにつれて車中の土岐さんたちの中から、
「関東地域にも多くの土岐姓の方が住んで居られる筈だから、
一度それらの皆さんに声を掛けて東京での土岐会を開催してみたらいかがでしょう、
一般に知られていない土岐一族の史実が結構在ると思いますが?」との動議が提案されました。
バスに乗り合わせた土岐さん達は、
当日が初対面のこれまで全く面識のない土岐さん同志の集まりでした
(現会長土岐實光氏もそのバスに乗車)。
車中の動議に数名の土岐さんが応えて、意見を交わした結果、
関東地域には土岐家の史実に造詣が深い国学院大学教授土岐昌訓(平成7年6月逝去)さんが居られるので、
同教授とも相談しご意見を拝聴することも可能なので、土岐實光氏に発起人総代をお願いし、
ここに居られる有志の土岐さんが幹事として
互いに協力し合う事を前提に関東地域での土岐会発足に向けての行動を起こす事が確認されました。
帰京後、現会長の邸宅も度々会合に利用させて頂き、
「第一回土岐会」開催実現を目標に手分けして、
会員の掘起し確認と会運営(講師依頼・会場設営・資料準備・予算措置等)に精を出した結果、
「サミット」参加半年後の翌7年4月に手作りの『第一回土岐一族の集い』として、
東京駅のルビーホールでも開催手配が整いました。
ところが当日、例のオーム心理教が新宿周辺で騒動を起こすとの噂が流れた為、
交通への影響も懸念される状況となり開催が危ぶまれましたが、
47名(当初の参加申込者は約75名)の方々が参加され盛大に開催する事が出来ました。
爾後、土岐實光氏を会長として土岐会総会は初回から九年目の本年迄、切れる事なく毎年開催されています。
総会当日の午前中は、土岐一族関連の史実についての招聘のご講演を拝聴し、
引き続き参加者の記念の写真を撮影して午後の懇親会場に移動するのが例年のスケジュールです。
午後は新会員の紹介・史跡巡りプランの説明・会からのお知らせ事項が、
飲み物や昼食を頂いている間に進行致します、
又会員同志の久振りの会話は尽きる事なく閉会予定の3時まで続きますが、
その合間には種々なアトラクション、
時には芸術の香り高い催し物が企画・提供される事で皆さんに楽しんで頂いております。
※ HP管理者注:「土岐会会報6号」“土岐会の発足”より転載させていただきました。
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