関東土岐会の記事等
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報告
平成の桔梗一揆、霞ヶ関に集結
平成16年4月17日11:00より15:00まで霞ヶ関ビル34階の霞会館にて、
記念すべき第10回土岐会が開催されました。当日の出席者は首都圏を含めて、
岐阜・群馬・山形(上山)愛媛など土岐一族ゆかりの地から、
甲冑に身を固めるが如く続々と参集され、総勢54名となりました。
親子三代にわたるご参加もあり、賑やかな総会となりました。
今回は記念の集いとして、この会の来し方10年を振り返りました。
元事務局長の土岐克之氏から土岐会の活動概要の説明・解説がなされ、
土岐邦三氏の編集によるビデオを放映し、
これまでに実施された「一族の集い」や「史跡めぐり」等の映像を懐かしく楽しみました。
ちなみに1〜9回の総会に於ける講義内容の概略を申し上げますと中世の土岐から江戸時代の土岐まで、
美濃・沼田・上山・江戸崎・龍ヶ崎・万木等々。
また「史跡めぐり」はその年の講義のテーマに沿ってそれぞれの現地を訪ねるというものでした。
そのあと新入会員の方の紹介及びスピーチがあり、
それぞれ桔梗についてのお話しや、ご自身のルーツのこと等、
一族への想いを熱く語って下さったのが、とても印象的でした。
恒例の記念写真の後、立食パーティ会場へと移動しました。
会場には、石灯籠の写真が展示されていました。
それは東京・虎ノ門の土岐家上屋敷跡に現存していたもので、
本年4月に山形県上山市の上山城本丸庭園跡へ移設された写真です。
上山・沼田の歴代藩主の心を和ませてくれたであろう由緒ある石灯籠です。
上屋敷跡は残念ながら高層マンションになってしまうそうですが、
その計画を耳にされた實光会長と準光氏(實光氏実弟)の働きかけにより、
土岐一族先祖伝来の石灯籠が『土岐灯籠』と命名され、ゆかりの地上山に残ることとなりました。
頼殷侯のほころぶお顔が目に浮かびます。
展示された写真に見とれている間にもパーティは和やかに進んでいきました。
土岐公子氏のスムーズな司会で一族の話しはますます盛り上がっています。
参加者全員が土岐一族に関することなどをひと言ずつ話していました。
気が付くと終了予定時刻を30分も超過していました。
平成の桔梗一揆はそれぞれ来年の再会を約して、桔梗の七宝皿を手に会場を後にしました。
土岐一族の集い 記念品
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